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 僕は社会人になって以降の20年以上、毎晩必ず飲酒をするという生活習慣でした。
 大方の中年サラリーマンがそうであるように、「飲まないとやってられない」という感じだった(いわゆる、アルコール依存症予備軍ですね)…。

 でも、平日は仕事が終わった後の毎日数時間、休日は夕方から寝るまでの6時間あまりを、酔っぱらった頭でグタ~として過ごしていることが、何か大切なものを無駄に失っているように思えてならなくなった。
 また健康面でも、朝起きるときは気分も体調もどんより重く、胃腸の調子も良くないのが当たり前の状況だった…。


 そうしたこともあって、まだバリバリのサラリーマンだった3年ほど前に意を決して、断酒を始めた。
 で、今日が断酒999日目、明日でちょうど1000日になります!

 これはぜひ多くの人たち(特に依存症予備軍の人)に勧めたいのだけど――、断酒をすると本当に得るものが多くて、そして失うものは何もない。
 今の僕は、体がいつも「元気な子供」くらい快調だし、メンタル面でも「新しい自分に乗り換えた」みたいにスッキリした感覚だ。
 こうした断酒のいきさつと利点については、以下の2本の過去記事にまとめています。
  『やめて良かった!~アルコール編』
  『やめて良かった!~アルコール編のつづき』


 ちなみに、今回の記事タイトルの下にある写真は、部屋の壁に貼ってある「断酒カレンダー」。断酒を始めるときに、経過日数を毎日書き込めるように作ったもので、要は小学生の「ラジオ体操はげみ表」みたいなものだ。多少なりとも楽しげにと、1行ずつペンの色を変えて虹色にしている…。

 全部で1000日分あったのだが、明日の1マスを埋めれば、この表も晴れて「任期満了」となる――。


 実際に挑戦した人は分かると思うけど、断酒を挫折してしまいそうなきっかけは、日常シーンの中に実にたくさんあるんですよね…。

 とりわけ会社勤めだと、周りの職場の人たちはほぼ全員が毎日飲むが当たり前だし、街を歩けば飲み屋が並んでいる。テレビでは酒のCMがたくさん流れているし、スーパーには酒類売り場があるし、レストランでは当然のものとしてアルコールを供している。
 さらには忘年会、暑気払い、人事異動に伴う歓送迎会など、「飲酒とセットの催し」が定期的にやって来る。

 この環境は、「禁煙」の場合よりも過酷といえる…。


 そんな中で、ひとり断酒を決意して取り組んでいると――、何だか自分だけが「やらなくてもいい余計な苦労」をしているように思えてくる。
 さらにはやがて、普通の生き方から筋が外れた「間違った世界」を、トボトボと歩んでいるような気さえしてくる…。


 そうしたとき、僕にとってかなり強力な支えになったのが――、実は1つのブログの存在だった。

 『サファイアの楽しい断酒日記』というブログなのだけど、女性のサファイアさんという方が、自らの断酒の経験とノウハウについて紹介するとともに、学校の部活動のダンス部をもじった「断酒部」というのを立ち上げている。
 もちろんリアルな組織ではなくて、希望すれば誰でも入れる、ブログ上のやり取りだけの関係だ。

 残念ながら現在はコメント欄が休止中なのだけど――、以前はそこに例えば「断酒10日目です。昨夜コンビニに行ったとき、思わず缶ビールに手が伸びそうになったのだけど、何とか買わずに乗り切りました」と書き込むと、断酒部部長のサファイアさんから「心の誘惑に打ち勝ったのは素晴らしいですね。その調子なら絶対にうまくいきますよ♪」といったような励ましのコメントが返ってきた。


 この人はコーチングや心理を学ばれたそうなのだけど、その励まし方が本当に並外れてうまかった。もちろんテクニックだけではなくて、とても丁寧で、やさしい思いが込められていて、心に響いてくる。

 そして、そんな励ましを受け取り、共感のぬくもりに浸っているうちに――、酒を飲まないことが本来の「普通の生き方」であり、おおかたのサラリーマンがしている「飲む生活」のほうが実はイレギュラーな世界なのだ――、ということを、疑いなく確信するようになっていった。

 いわば、世界観がコロッとひっくり返ったわけだ。
 この転換があると、断酒はものすごくやりやすくなる。過去の習慣や禁断症状は力を失う。

 逆に、従来の世界観のままでいると――、つまり「酒を飲むのが普通であって、自分はそれを辛抱して耐えている」という考えのままでいると――、いつか不意に挫折してしまう可能性が大きいと思う。


 断酒もそうだけど、大勢の価値観とは違うことをするのは、最初のうちはなかなかつらいことだ。
 スピリチュアルな歩みもそうだと思う。

 このブログで最近書いてきたテーマを振り返ると、「私たちはバラバラではなく、つながっている」とか、「今のそのままで幸せなのだ」「自分は守られていることを信じる」といった、色んな本などで繰り返し述べられてもいる内容だ。
 でもいざ社会や家庭生活の中でそれを実践しようとすると――、現実的な軋轢の中で、「自分は勘違いしたものの見方をしているのではないか?」といった疑念や孤立感も出てきてしまう。
 何しろ、確証とか裏づけとなるものが、目の前にはまずないのだから…。


 でもそんなときに、「これこそが、本来の私たちの在り方なのですよ!――」というメッセージが伝えられるような、そんなブログでありたいなと考えています。

 本当の本当の真実というものは、目に見える裏づけや理屈ではなく、「共感」によって初めて伝え合えるものだと思っていますから!


 結びのヒーリング・ミュージックは、Hilary Stagg「Prelude to Love」。

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コメント
1134
辛口で言わせて戴けば、現在どうやって生活しているのかは存じませんが、仕事のストレスがないのですから、快調でしょうね。
脂汗、冷や流して働く者にとって、一杯のビール、酒は
百薬の長ですよ。

1135
ばーばら様

 こんにちは。
 僕も断酒を始めた当時は、バリバリの現役サラリーマンでした。そして、酒は日々の激しいストレスを忘れさせてくれるし、自分は好きに楽しく健康的に飲んでいると確信していました。
 そうした立場から、ばーばらさんの考えにも、もちろん共感します。むしろその考え方のほうが圧倒的にメジャーです。

 でも、何らかの理由や決意で「断酒したい」という人には、僕はぜひ勧めたい。そういういう趣旨での今回のブログ記事です。
 決して「反アルコール」を唱えているわけではないことを理解いただければ幸甚です。

1136
Mitsunaさん、はじめまして。
私はうつ病で3年間休職し、復帰まもなく4年が経つ、のくぶよしといいます。
断酒の記事に天晴れです。
私は禁酒しなければと思いつつも、実はアルコールに頼ってしまいます。しかも、電車による長距離通勤のため、家に帰る頃には、2リットル以上は飲み、家族には、飲んでいないとのバレバレの嘘をついています。
Mistunaさん、凄いですね。
またきます。

1137
初めまして、森の食堂というブログをやっております。禁酒、1000日おめでとうございます!
私は禁酒はしていませんが、少しだけたしなむ程度には飲んでいます。酔うまで飲むことはまずありません。
Mitsunaさんのおっしゃる通り、日本は飲酒を薦めるかのように社会そのものが動いているような気がします。
私はフランスに住んでいますが、テレビではビールもワインもアルコールのCMは一切ありませんし、テレビで多くの人に影響を与えるような人物が、うかつにも「私はお酒が好きです」と口にすることもありません。
ましてや千鳥足で街をフラフラ歩く人は、ほとんどゼロです。もっともこちらの人はそれだけお酒が強いと言えるかもしれませんが(笑)
そんな環境の中、よく禁酒ができまたね。
Mitsunaさんの言う通り、これは違うのではないか?と思う心のきっかけがないと難しいのかもしれませんね。
引き続き禁酒、頑張ってください!
いつも興味深い記事、楽しみにしています。

1138
断酒1000日おめでとうございます!
断酒1000日達成おめでとうございます!
決めたことを続けることは、素晴らしいことですね。
スピ的な観点から言えば、飲まないに越したことはなさそうですしね。
でも、お書きになったとおり、サラリーマンの自分には、なかなか‥

以前、意を決して3ヶ月お酒を断ったことがあります。
さぞかし健康診断の結果がよかろうと期待したのですが、γ-GTPは1しか下がらず、ガックリきた記憶があります。

スピ活動をする時は飲まないので、今後はもう少し飲酒を減らして行きたいと思いました。

自身への戒めとなる記事のご公開、ありがとうございます。

1139
のぶよし様

 コメントを有難うございます。
 実は僕の妻がうつを患っていたため、のぶよしさんが大変なご経験をされたことがよく分かります。復職なされて、本当に何よりですね!

 確かに東京のサラリーマンにとって、店に飲みに行かなくても、帰りの通勤電車は大きな落とし穴です…。
 僕もかつては、会社を出たコンビニでまず缶ビールを買って飲んで、途中の乗り替え駅の売店で水割りを飲んで、さらに家の近くの駅に着いたらコンビニで日本酒を――というパターンでした。
 さらに誘惑的なのは、東海道線のようにボックス席がある路線で、長時間の車内で腰を据えて飲んでいる人いますし…。


 最初のうち断酒は、自分をだましだまし、1日1日を無理やりにでも積み重ねていく感じです。本当に心細くて、頼りなくて、何だか命綱なしで足もとの危うい高所に立たされているような感じです…。
 でも、そんなイメージって、依存症の脳が勝手にでっち上げているだけなんですよね。ぜんぜん危うくもないし、飲んでない状態こそが普通に地面に立っている状態です。

 そして、人生のあらゆることがそうであるように、2、3年なんて本当にあっという間に過ぎていきます。
 断酒も当面はつらくても、1000日なんてあっという間でした。

 でもそのあっという間のあいだに、飲酒を全く必要としない、体調面も精神面も「新しい自分」に移り変われるんですよね。
 毎日飲んでもあっという間、1滴も飲まなくてもあっという間です。本当に、どちらを選ぶかだけです――。

 ぜひ、ご健闘をお祈りいたします! 

1140
尊敬…
一言、「尊敬」…です。

厳しくないカフェン断ちをはじめた私ですが、アルコールは週末には手が出てしまいます。きっと仕事も完全に楽しみとすることができれば、そんなものに週末のお祝いをさせないでもいい気がしますが…

前回の出張のとき、一人で飲まないでねばってみようとおって実践したのですが、なんだか寂しくなりました。そして、今日も出張ですが、1杯だけと思ったのに、薦められて2杯目に手をつけてしまいました。あー、遠い道のりです(笑)

ちなみにお屠蘇など儀式的なものはどうしていますか?
雰囲気を壊さずに断る方法って、何かあったら教えてください。

1141
始めまして
今晩は、始めまして

光奈様、度々私のブログサイトを訪問していただいてありがとうございます。

少し長いコメントになりますが、お付き合い下さい。

私は高卒で、灘の日本酒メーカーに就職して足掛け30年勤務した後転職しましたが、転職前は1年間でお酒を飲まない日は1~2日程度だったと思います。

健康診断の結果はいつも標準値をオーバーしていて、なお且つ飲酒が原因で怪我をしたこともあり、それが続いていたらチョッとやばい状態でしたが・・

訳あって転職、今は泊り勤務等もあって、1ヶ月に10日程の休肝日、又年収が大幅に減った為、外での飲酒は年に2回程度で専ら、家での晩酌だけになったおかげで、健康診断の値は全て正常値に戻っています。

あのまま前の職場に勤めていたら、健康面では非常に悪い状態になっていたかも? 大きな怪我をしてたかも? と思っています。

お酒を飲まなければ命を落とすことも無かったのに! という事案にも接しています。

こんなことを書いてしまうと、お酒は「百害あって一利無し」と思われるかもしれませんが、酒席でのコミュニケーションがきっかけで、救われたこともあり一概に悪いものだと断定することも出来ません。

断酒を否定しているのではなく、飲める口を持っていながら、1000日断酒し、それによって得るものが大きいということは、大いに感心させられます。

私も短期目標があって、期間限定で断酒することはあると思いますが、目標達成の時は思いっきり飲みたいなというのが本音です。

1000日くらい断酒しなければ達成できないような、何か大きな目標があれば、やるかも・・・?

訳あって、一月ほど断酒したことがありますが、一番つらかったのが3~4日目くらいで、あとは惰性、習慣のような感じで
したね、飲み見続けるとそれが習慣に、飲むのを止めるとそれが習慣になるのでしょかね。


1142
yoyo様

 初めまして。コメントを有難うございます!
 フランスの森の食堂って、すごく魅力的です。

 本当にヨーロッパの人って、総じてお酒に強いですよね。法的な飲酒可能年齢も、確か16歳くらいからですし。一方で、巻き込まないための広告規制などは徹底している。
 こうしたことも、「個人主義」の現れなのかな、なんてふうにも思います。

 日本の場合、付き合いだとか、礼儀だ文化だとか、いわば酒と「横並び主義」とが固く結託している感じもします…。
 でも、断酒をすることは、人生の中でもかなり大きな決断ですし、得るものも想像以上に大きいです。これについては、周りの社会がどうあろうが、自分自身で確たる決定権を持ちたいですね。

1143
断酒1000日、おめでとうございます。
絶対許すな!職場いじめ・パワハラのブログの筆者・X-Youxiangです。

「断酒1000日」って一言で言うと簡単だけど、この間はいろいろな葛藤や誘惑があったかと思います。「酒は百薬の長」と言われることもあれば「酒は飲んでも飲まれるな」と言われることもあります。このバランスを取るのが、現代人には難しいのかなと思いました。

このまま「断酒2000日(!?)」を目指されるのでしょうか?ここまできたら「あとは行けるとこまで行く」でしょうか?

追伸:報告遅くなり申し訳ありません。私のブログに貴方のブログのリンクを張らせていただきました。

1144
ドナ夫様

 こんにちは!
 実は僕もスピリチュアルな観点から、「瞑想を深める」ことが断酒に踏み切った理由の1つでもあります。
 タバコを吸った後や、肉を食べたりコーヒーを飲んだ後でも瞑想はできますけど、飲酒後はさすがに不可能ですし…。

 今も瞑想の深さについては詳しくは分からないものの、でもこの1000日の間で、人生の状況はまるで急ハンドルを切るように劇的に変容したことは、自分でも驚嘆する事実です。

1145
おめでとうございます。
断酒離ですな~。
私も、考えてみます。

1146
凛様

 こんにちは!
 僕はコーヒーやコーラは、普通に飲んでます…。
 また、「すべての人は飲酒をやめるべきだ」という排斥論者ではないですから、断酒の必要を感じない限りは飲んでも全く構わないと思っています。断酒もまた、「起こってくること」のひとつでしょう。

 でも、「出張」と「酒」は、切り離しがたいセットですよね。帰りの夜の新幹線なんかは特に…。


 お屠蘇やお神酒や乾杯も、今は単純に「僕はお酒を飲まないんです」と言っています。あとは相手の話にその都度、誠意をもって丁重に答えていますが、最終的には飲まないです。
 でもそれで、あからさまな不快感を示されたり、憤慨されたり、バチが当たったことは一度もありません。

1147
「神との対話」によると
酒は人間が飲むものではない、と神は確固たる口調で言っていましたね。

意識レベル350以上(受容)で依存からの脱出は可能です。
つまり、あなたは1000日前から少なくとも意識レベル350を超えていたことになります。

素晴らしい。1000日達成おめでとうございます。

1148
ほろよいりゅうじ様

 初めまして、丁寧なコメントを有難うございます!

 お酒に携わる会社の方は、本当にそのような境遇にいらっしゃいますよね。ビール会社の営業をしている友人がいますが、彼も「痛風の発作が出て一人前」と、誇りを持ちながらも語っています…。
 そうした業界での30年間のお勤め、本当にお疲れさまでしたと申し上げたいです!


 お酒は「百薬の長」とか「人間関係の潤滑油」とよく言われます。
 ただ僕自身もそう信じ込んでいたのですが、実際に断酒してみると、アルコールを飲まない方が体調は格段にいいのは明らかだし、仕事や人間関係についても、現実的な支障は一切なかったです。

 断酒後も、実は飲み会の席に機会があるごとに参加していて、幹事役を引き受けたりもしていました。そして相手に楽しんでもらえるよう、飲む人以上によくしゃべっているため、僕が飲まないことはほとんど気にされません。
 お酌をしてくださる人に「えっ、飲まないの?」と言われることもありますけど、向こうも酔ってくるとどうでもよくなります。

 飲み会の席にしらふでいてつらいのが、「同じ話を何回も聞かされる」ことと、「冬場に氷入りのウーロン茶を飲むと体の芯から冷える」ことぐらいです。

1149
X-Youxiang様

 コメントを有難うございます!

 「酒は飲んでも飲まれるな」のバランスを取るのが難しいというお話し、本当にその通りだと思います。お酒を飲む人のうち何%かは、本人の意思にかかわりなく、依存症に陥るのは事実です。
 そして病院には、「ニコチン病棟」とか「ヘロイン病棟」は存在しないけれど、「アルコール病棟」はたくさんあります。
 実際には、単なるバランス以上に、難しいと言えるのでしょうね…。


 僕は、アルコールは「自分には特に必要ないもの」としてとらえています。今後はもう口にすることはないでしょう。
 もし選択できるのならば、死後に生まれ変わった来生でも、飲まないつもりです。

1150
「おめでとうございます」のコメントの方

 コメントを有難うございます!
 「断酒離」は面白い言い方ですね。僕の経験では、お酒は「最も手放す値打ちがあるもの」だと思っています。

1151
三奈様
素敵なブログをいつも楽しみにしています☆
そして禁酒1000日、おめでとうございます!
三奈さんのブログには、とてもパワーをもらっていて、
感謝を込めお礼まで☆


1152
パシャ様

 こんにちは。 さすがです! 鋭いコメントを有難うございます。
 『神との対話』のあの一文は、僕にとってまさに大きな確信になりました。

 ウォルシュ氏が、お酒はたしなむくらいなら良いものではと言ったのに対して、神は「人間の身体は、アルコールを摂取するようにできていない」と明言しています。
 それに対しウォルシュ氏が、キリストもぶどう酒を飲んだではないですかと反論したら、何と神は「キリストが完璧だと誰が言った?」と言い放ってます。

 あの本の中で、特に印象深い個所のひとつですね!

1153
eiko zaitsu様

 コメントを有難うございます。共感いただいて、とても嬉しく思います!

 パワーは、自分が20代のときよりも今のほうがあるように感じますね。20代のころは毎晩、酔っ払って倒れるように寝てましたから…。

1154
断酒1000日、本当におめでとうございます。
光奈様の今回の記事の内容もさることながら、皆様のコメントも気になり、隅々まで読んでしまいました。

たくさんの意見、感想があり、ものすごい反響だと思いました。

それに対しての、光奈様の真摯な対応にも感激致しました。
私の場合も、『神との対話』の「人間の身体はアルコールを摂取できるようには作られていない」の部分には、強い衝撃を受けました。

一時期悩みました。

けれど、よっぽど霊的レベルが低いのでしょう、相変わらず飲んでますが…。

アルコールが身体に合わないために、お酒を飲まない人々がいる一方、光奈様のように、以前は毎日のように飲まれていたのに、断酒の決心をされ、そしてついに1000日目を迎える…。

この事実が何よりも素晴らしい!と思います。

いつも為になる記事と、身を持っての実践。
深く敬意を感じます。

ありがとうございます!



1155
はじめまして^^
断酒1000日達成おめでとうございます♪♪♪
すごい精神力ですね。
私も病気を期にお酒をやめましたが、
毎日、主人のビールを一口もらっています(^-^)
これが、楽しみなんですよね・・・♪
ちょっときついことを続ける努力は見習いたいと思います☆

1156
ダメパパ様

 こんにちは!

 実はさっき、好きな本であるパウロ・コエーリョの『アルケミスト』を、何とはなしに手に取って読んでいました。
 突然ふとパソコンが気になったので見てみたら、ちょうどダメパパさんからのコメントが来ていました。

 で、そのとき読んでいたのが、図らずしもこんな個所です。
 主人公の少年が、エジプトに住む錬金術師に出会い、共に食事をするシーンです。錬金術師がぶどう酒を飲むのを見て、少年は「この国では酒が禁じられているのでは?」と問います。
 すると、錬金術師はこう答えます――
 「悪いのは人の口に入るものではない。悪いのは人の口から出るものだ」。


 …何ともすごいタイミングですね。
 たぶんダメパパさんにとって、それは今のところ「悪いものではない」というメッセージなのかな、とも思えます。
 前述の『神との対話』とは、まるっきり違う考え方になってしまいますけど。

 ほかの方へのコメントにも書きましたが、断酒も自ずと「起こってくること」のひとつだと考えています。
 それが起こってきたときに、取り組むと良いのではないでしょうか。

1157
おめでとうございます!カレンダーのアイデアいいですね。

私はお酒は好きですが、飲んでいる薬が肝臓に負担がかかるものなので、
1ヶ月に1回だけ楽しんでいます。前は1週間に1回は必ず飲んでたんですけど。
プチ禁酒?してます。
タバコも吸っていましたが、これは10年ほど前にキッパリやめました。
これは、本当にして良かったです。気管関係の病気になりにくくなりましたし。

次は2000日ですね!これは楽勝ですかね?

1158
春様

 初めまして。コメントを有難うございます!
 毎日「ビールひと口」を維持されているって、それこそ立派な精神力だと思います。

 もしも僕だったら、3日後にコップ半分になって、翌週にはコップ1杯になってという感じに増え続け――、たぶん1カ月くらいでもとの酒量に戻ってしまうのではないかと思います…。


 でも、完全に飲まないことが当たり前になると、本当に全然きつくはないですよ。犬が酒を飲まないのと同じです。

1159
かよかあちゃん様

 こんにちは!
 僕も禁煙して「4年目」になります。これも当然ながら、本当にやめて良かった!

 タバコの場合、禁煙を始めてから1年間は周りの人に「今ちょと禁煙してるんです…」という言い方で、1年過ぎたあたりから「タバコは吸いません」という言い方に変わりました。

 でもお酒の場合、やはり完全な離脱が難しいためなのか、考えてみたらずっと「断酒しています…」という言い方でしたね。
 最近になってやっと、「お酒は飲まないです」と明言できるようになりました。

1160
断酒1000日達成 おめでとうございます♪
光奈様
確かにこれは実践しようと思うことでも、いざとなると現実に負けることが多々あります
解ってはいるのに・・・というやつです
まして、その実践したいことが正しいとか必ずいい結果がでるとかは解らない
光奈様のおっしゃるとおり確証や裏付けがないからだと私も思います
でも確証や裏付けは実践する本の経験により得ることが出来るのではとも思っています
光奈様の「これこそが、本来の私たちの在り方なのですよ!――」というのがどの本来なのかが実はまだよく解っていません
申し訳ないです
私の読解力にも問題があるのですが(笑)
でも「共感によって伝えあえる」というのはまさに共感します
1つのことに共感出来ると、そこ発信で色々なことを知ることが出来て、また知ったことに共感できるものがあればまたそこから世界が広がる
人の話や意見や考えにに共感できることは幸せだと思います
ただ人の考えはもうそれは人それぞれなので、共感できないことは悪いことではないかとも思います
共感できない同士で付き合わなくてはいけない状況の時は苦労しますが、そんな考えもあるのだなと受け入れることも生きていく上で大切だとも思っています
今はNETなどで人の考えを知る機会が昔に比べて多いです
そんな中で共感できる人と伝えあえて幸せや気付きを感じたいと思います
長文で失礼しました

1161
おめでとうございます。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

1162
度々失礼致します
「確かにこれは実践しようと思うことでも、いざとなると現実に負けることが多々あります」は断酒のことではなく『 このブログで最近書いてきたテーマを振り返ると、「私たちはバラバラではなく、つながっている」とか、「今のそのままで幸せなのだ」「自分は守られていることを信じる」といった~』に対してのことでした
文章力が足りなく申し訳ありません
んーエッセイストの道は遠いかも(笑)

1163
鑑様

 丁寧なコメントを有難うございます!

 僕の言っている「本来の在り方」とは、別に高度な真理とかではなくて、要は「私たちはひとつ」とかそういうことを指しています。よく言われているフレーズに過ぎないです。
 でも鑑さんもおっしゃる通り、なかなか実践が難しいことです。

 僕もそうしたシンプルな「本来の在り方」について繰り返し伝え、色んな比喩なども使いながら読み物としてなるべく面白いものにして、読み手の人がそれに立ち返る多少なりの一助になればと思っています。


 「共感」についても、鑑さんの言われる「そんな考えもあるのだなと受け入れる」というとらえ方で十分と思います。
 合わない考えまで心底納得するのは、1人の人間には不可能ですし…。

 でも、自分としては納得できない考え方でも、それはその人の生き方の中から必然的に生じたものですから、「そういう考えを持つ」こと自体は認めてあげる――。こういうのも「共感」の一形態なのかなと思います。

1164
すごいの一言です
光奈様

断酒1000日、おめでとうございます!!
”阿闍梨”とお呼びしたいくらいです(笑)
毎日当たり前のようにお酒を飲まれていた方が断酒されるのは、相当大変なことだったと思います。素晴らしいデス!

しかし、体は正直なもので、飲酒によって「だるい、痛い、不快」などの症状が続いたり、病気治療などの必要に迫られたりすると、自然に「飲まないようにしよう」が可能になるのですよね。

ワタクシは病気の関係で「たまになら飲酒OK」です。なので、すごく飲みたいなあと思う時や特別の場合、ビール一缶程度かな?たしなみます。
「飲みたい」と思う気持ちに制限はかけず、あくまで自然のまま、思いに従って行動してます。

とはいえ、ワタクシ基本的にそんなにお酒強くないので(笑)、こういう「飲んでもいいし飲まなくてもいい」という行動がとれるのでしょうね。

人間は十人十色。もしその人に断酒の必要があるならば、自ずとそういう方向に人生が進んでいくのだと思います。



1165
南無三さんぱうろ様

 こんにちは。コメントを有難うございます!
 1000日先の未来はかなり遠そうなのだけど、過ぎた1000日は本当に一瞬という感じですよね…。

1166
まーさん様

 こんにちは! なるほど、千日回峰で大阿闍梨となる日数ですよね。そんな並外れた偉業には遠く及びませんけど…。

 まーさんのような「酒に強くなくて、飲んでもいいし飲まなくてもいい」という人が、一番やりやすいのかも知れないです。
 かつての僕のような依存症予備軍になると、「たまに1缶だけ」という簡素な飲み方ができなくなる…。でもそれゆえに断酒して、何かと得ることもあったわけだから、それはそれでOKだと思えます。
 どう進んでも、しかるべき道はある、と言えますね!

1167
私も断酒中
1000日断酒達成すごい。
私も今断酒中です。
といっても、まだ、4,5日くらい。

8月後半まで、断酒したいと思ってます。

1169
楽々ライフ様

 こんにちは! コメントを有難うございます。
 断酒中でいらっしゃるとのこと、ぜひスッキリした「しらふの時間」を楽しんでください!


 ところで、楽々ライフさんのブログも拝見させていただきました。夫婦関係や家庭生活で本当に大変な経験なさっていると思います。
 実は僕の妻も、精神疾患を患っていました。妻の場合、もともと幼少期からの色んなネガティブな体験があったのと、未熟児の出産・育児の悩みも加わって、鬱状態に陥りました。
 そして被害妄想がひどくなり、家の中の片付けもできなくなって、息子を虐待したりもしていました。僕が何を言っても、怒って反発するだけで、まともに聞き入れてくれませんでした。

 でも、本人が自ら良い精神科を探して治療を受けるようになって、10年以上の通院を経て、現在はほぼ完治しています。
 さらに今では大学院で臨床心理を学びながら、同じような精神疾患に悩む人をサポートする仕事を目指しています(部屋の片付けは相変わらず苦手ですけど…)。

 僕自身も振り返ってみると、実に大変だったけれども、ものすごく大きな意味のある経験ができたと感じています。
 たぶん自分が生まれる前に、妻の魂と「このような人生展開にしよう」と打ち合わせてきたのではないかな、とも思っています。


 ――こうした僕の立場から、楽々ライフさんの経験にはとても共感します。
ブログを読むと、前向きな気持ちで状況を受け止めていらっしゃる様子で、素晴らしいと思います。テキパキした記述で読みやすいし、そもそもそんな大変そうな日記に「楽々ライフ」というタイトルを付けて、家族や周りの人を楽しげな動物で表現する心意気が何とも素敵に感じました!


 断酒をしながら状況と向き合うことで、きっといい展開が起こってくると思います。
 ご家族のご多幸をお祈り申し上げます!

1170
なんて素晴らしいのだろう。
この場に居合わせた全てから、
人間は酒や煙草、あるいはドラッグ、果てはエゴの支配から必ず抜け出せるのだという、
内なる神性の片鱗を感じます。

それぞれが神と仲直りし、更には神を最高の友とすることが可能なのではないか!?とも感じます。無限の可能性の始まりを何故か今俺は見出しています。

引き寄せの法則と呼ばれるものが働いているのかも知れません。それすら超越するカルマの法則かもしれない。

4つのヨーガのうち「ギャーナ・ヨーガ」の道を選んだ(必然的にそうなってしまった)俺から見て、皆が非・本質のものを正確に否定しているようにも見受けられました。

1174
パシャ様

 コメントを有難うございます!
 ギャーナ・ヨーガの道を歩まれたのは、すごいですね。
 ヨーガの場合、それぞれの人に応じた各種の道が用意されているのが、素晴らしいところだと思います。

 パシャさんが言われる通り、ものごとが「本質であるのか、違うのかは」は、きっと誰もが自らの内で正確に見定めているのでしょう。
 その内なる選択が、否定されることなく表出していくときが、まさに近づいているのかもしれません…。

5185
はじめまして
お酒や煙草は体に良くないと身にしみて分かっている人ですら、依存状態を克服するのは難しい・・・。
僕は3年間禁煙していたのですが、また手を出してしまいました。
koudaiさんが成し遂げたことを見習って、僕も一つずつ執着を捨てていこうと思います。

5186
masahiroGN様

 初めまして。以前の記事にコメントいただき、とても嬉しく思います!

 禁煙の件は残念ですね。でもいったん途絶えたからといって、人生が悪く変わってしまうわけではないし、いつでも前向きなチャレンジは可能です!

 昔に読んだ禁煙本の中に「釘を抜くことはできても、釘穴を消すことはできない」という言葉がありましたが、本当にその通りだと思います。
 僕もときどき、人が吸うたばこの煙で「釘穴」が反応します…。

 でもそんなとき、禁煙の苦労を思い出すと、やはり手を伸ばす気にはならないです。

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プロフィル

Koudai Mitsuna

Author:Koudai Mitsuna
 
光奈 広大(みつな・こうだい)

 20年のあまりのサラリーマン生活を経て、いわゆる「ザ・マネーゲーム」を何とか卒業。今では束縛されない自由な日々を存分に味わっています!

 そうした中で心がけているのは、普通の日常的な行いを通じて、意識の進化を目指す「カルマ・ヨガ」。

 日々の喜びや学び、インスピレーションから得たスピリチュアルな気付きなどをブログで紹介しています。

 妻子と都内在住――。

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