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 昨年のことだけど、外出中の妻から「今夜ある講演セミナーを2人分申し込んでいるんだけど、一緒に行くはずだった人の都合が悪くなって、受講料がもったいないから来てくれないか…」という、ずいぶん唐突な電話がありました。

 何のセミナーなのかもよく分からないまま行ってみたところ――、元風俗嬢で性生活や生き方をテーマにしたブログが人気の「子宮委員長はる」さんと、子供の胎内記憶の研究で知られる産科医・池川明さんの対談講演だった。

 会場にいるのはほとんど女性で、男性はぽつりぽつりという感じ。
 僕はそういうシチュエーションはヨガ教室やPTAで慣れているのだけど、女性参加者のあまりに赤裸々な中身の質疑応答を聞いているのは、さすがに肩身の狭い思いがした…。


 でも、子供の胎内記憶の話は、なかなか興味深いですよね。
 関連本などは、臨死体験や退行催眠ほどは多くないものの、昨年に池川氏も登場するドキュメンタリー映画『かみさまとのやくそく~胎内記憶を語る子どもたち』が公開されたりもした。




 講演のメモを取ってなかったため少々違いがあるかもしれないけど――、池川氏ももともとは、そうしたスピリチュアル方面への関心はほとんどなかったそうだ。
 ところがあるとき、クリニックに来ている母親たちから、「子供が、生まれてくる前のことをしゃべるのでびっくりした」という話を何度か耳にした。

 あまりにも不思議に感じ、病院のスタッフとの間でも話題にしてみたところ、「それはけっこうあることですよ、先生は知らなかったのですか?」とあっさり言われた。「院長の私だけが知らなかったこと自体が、ものすごく衝撃的だった」と振り返る。
 そうして今や、「医師である自分が、胎内記憶や魂について講演して、それを多くの人たちに受け入れてもらっているわけだから、10年前からすればまったく信じられないことだ」と語る。


 人の一生涯をよく「揺りかごから墓場まで」と表現するけど、臨死体験というのは「墓場からあと」のことで、この胎内記憶は「揺りかごより前」の視点と言える。
 そしてその両側は、輪としてつながっている。

 臨死体験については、今や世界中に何万もの証言があり、その内容は地域・文化・宗教などを超えて驚くほど共通している。
 死後に自分の体を空中から眺めたり、人生のさまざまな場面を瞬時に回想したり、すでに亡くなった親しい人と会ったり、トンネルを通り抜けて天上界へ行って、光り輝く崇高な存在に対面したりと――。


 同様に、「生まれてくる前の記憶」の場合も、ほぼ共通のパターンがあることが聞き取り調査によって分かってきた。
 それは……

▼生まれる前の子供たちは、雲の上みたいな世界にいて、神様のような大きな存在に見守られながら、穏やかに心地よく過ごしている。
 その世界にはたくさんの子供たちがいて、一緒に遊んだりもしている。

▼そこから子供たちはこの地上世界を眺めて、「どのお母さんのもとに生まれるか」を決める。そうして地上に降りてきて、母親のおなかに宿る。
 中には、この世に生まれることをためらう子もいるが、ほとんどは自分自身で母親を選んだ上で、進んで生まれてくる。

▼その「雲の上の世界」にいるより以前のことを覚えている子供もいる。
 今とは別の人としてこの世で生きて、死んだ後に体を離れて雲の上へ来た。そうしてしばらく休んでから、再び地上に戻っていくのだという。


 ふつう一般的には、「子供は親を選べない」とよく言われる。またドラマなどで、反抗期の子供が親に対して「自分を産んでくれなんて頼んでない!」なんていう定番のセリフもあるけれど――
 実はそれとは、まるっきり逆といえるわけですよね…。


 もうひとつ面白いと思うのは、おなかにいる赤ちゃんは外の様子を「見ている」ということだ。
 外の音が「聞こえている」ことはよく言われるし、音楽をかけたり読み聞かせをする「胎教」は最近かなり一般的になっている。

 ところがそれどころか、胎内記憶を語る子供たちは――、母親が妊娠していた当時に着ていた服や、室内の様子、散歩のときの風景、見ていたテレビ番組まで言い当てるケースがあるそうだ。
 中には3歳の子供が、「おなかから見た2月は、29日まであった。おかしいな」と言った例もあるという。その子はうるう年の生まれで、生まれ年のカレンダーはこれまで一度も見たことがなかった…。

 こうした外の様子について、「おへその穴から見ていた」という子供が多い。
 とても不思議だけど、臨死体験でも自分の肉体から出て周りを見たりしているわけだから、生まれる前もそういうことがあるのかもしれない。


 そして、もうひとつ――
 前述の通り、「子供たちは自ら親を選んで、進んで生まれてくる」ということだ。でも現実には、自分の親や家庭環境に、子供のころからかなり不満を抱いている人は少なくない。
 しかも、仏教では輪廻そのものが苦しみと言われる。だから、「本当は生まれたくなかった」という魂が多いのではないか、とも思えるのだけれど…。

 米国の産科医で催眠療法士でもあるデイビッド・チーク氏が、2,000人もの被験者に退行催眠を行って調査した結果によると、そのうち「生まれたくなかった」と答えたのはたった6人だけだったという。

 しかも中には、親のことを憎んで「こんな親のもとに生まれてこなければよかった!」と嘆いていた人が――、退行催眠によって「実は自分は、この人の子となって助けてあげたいと決意して、望んで生まれてきたのだ」ということを思い出した事例もあるそうだ。


 さらに池川氏が行った調査でも、「なぜお母さんを選んだか」との質問に対して子供たちは、「優しそうだったから」「かわいかったから」といった答えだけでなく――、「さびしそうだったから」「泣いていたから」「助けてあげたかったから」などの理由も多くあげられたという。


 私たちの魂がこの世界に生まれてくる目的とは、「人を助けるため」とか「関係性の中でともに進化していくため」と言われるけど、こうした子供たちの話からも同じことが見えてくるようですね!



  結びのヒーリング・ミュージックは、Kristian Borregaard「City Walk」。
  ☞ コメント:28

 
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コメント
6279
ほんとにそうだと思います

現在、私は父母との関係性についていろいろ問題があることに気づき自律に向かって修復中なのですが、それに伴って子供との関係性が改善されていく感じです。
大切なヒントをありがとうございました。


6280
wakky様

 こんにちは!

 池川氏も、著書の中でこんなふう語ってます――

 「親子関係はとても濃く、学びの糧もたくさんある。この世の価値観と、魂の価値観は違う。これから生まれようとする魂にとっては、課題が多い親だからこそ魅力を感じることもあるのだろう」

 人によっては、この地球で取り組みたいと設定したテーマの大部分が「家族関係」というケースも、きっとあるでしょう。
 家族は、宇宙の凝縮エキスみたいなものですね…。

6281
こんにちは
池川明さんの本は、越智啓子さんとの対談本「魂の処方箋」を読んだことがあります。
子供達の胎内記憶ってすごいな〜と印象深かったですが、親を選んで生まれてくる、というのも衝撃的でした。
でも自分も、この家族と環境を選んできたのかも・・・と思うと、なるほどそうかも、と合点できる部分があります。
お母さんが寂しそう、助けたい、と思って選んでくる子もいるのは、すごいですね。
やっぱりすべてのおおもとは愛なんだな、と感じました。

6282
里花様

 コメントを有難うございます。

 「魂の処方箋」の本はまだ読んでないですが、対談している両氏とも医師なわけだから、なかなかふさわしいタイトルといえますね。

 地球上のあらゆる人々が、「親を助けたい」と望んで生まれてきているならば――、世界はどんどん良くなっていっておかしくない、なんていう希望的な心持ちにもなります。

6283
やっぱり・・・
昔から、「負うた子に教えられ」と言われている事はそう言うことだったのですね?
子育てで、本当に子供達から自分の姿を省みる・・事多々ありました。ありがたい存在だったのですね・・・。
ステキな情報をありがとうございます。

6284
子宮委員長のはるさんの講演ってどうでした?
落ち着いた感じですか?
ブログを見るとついていけませんでした。
交際範囲や生活スタイル…受付なくて
批判してしまいます。

6285
ちゃんみいい様

 こんにちは!

 なるほど「負うた子に教えられ」って、まさしくその通りの言葉ですね。

 いつも「自分は教わっているのだ」と思いながら子供と接していたら、魂の学びも早く進むのかもしれないです。

 現在、うちの高校生の息子は、学校から帰ってゲームをした後にずっと昼寝していますが、何を教えてくれているのだろうか…。

6286
私は胎内記憶は勿論
2歳?3歳?までの記憶は皆無です。
それが当たり前なんですが、昔から「何故赤ちゃんの時の記憶はないのだろう」と不思議でした。
この体にちゃんと入るというか馴染むには、生まれてから数年かかるという話もありますが・・・。赤ちゃんの時はほとんど体から出ているのかもしれませんね。(睡眠中もそうだと言われますが)

この記事では、かなりアバウトに子供が母親を選んで生まれてくるように書かれていますが、ガイドなどと相談し割と綿密に計画を立てて選ぶという説もありますね。(性別や人種、生まれる国や家庭環境、病気等々)
それと、多分一方的に子供が親を選んでいる訳でもないんじゃないかな。互いの合意があるはずです。でないと、子供の「生んでくれと頼んだわけじゃない!」が成立しなくても、親の「生まれてくれと頼んだわけじゃない!(別の子に来て欲しかった!)」が成立してしまいますから・・・。

6287
匿名様

 コメントを有難うございます!

 はるさんの講演は、スピリチュアルな側面については、とても「オーソドックスな内容」に感じました(語り口調などもまったく普通の方です)

 話を聞きながら「要はそれは、チャクラのことではないか」「よく言われる潜在意識のことではないか」と思えるのですが――、そうした内容が彼女自身の独自の感覚や解釈から出てくるというのは、なかなか面白いと感じます。

 交友関係や生活スタイルなどは、「へぇ、こういうのもありなんだな…」と思います。

6288
Clary Sage様

 こんにちは!

 もろもろ、同感ですね。臨死体験や退行催眠に比べて、胎内記憶の語り手の場合は、どうしても詳しい描写説明や洞察が無理なところが難点です…。

 でもそのぶん、余計な脚色とか曲解がほぼないのはメリットといえます。
 ほかの色んな諸説とも合わせながら、自分としては総合的にどのような宇宙観を描くかが大事でしょうね。

6289
お腹の記憶
3歳になっておしゃべりが得意になつて来ているので
聞いてみようかしら^^7番目の孫
女の子だからおしゃまです

彼女が生まれて41日目に次男が逝って・・・
なんだか交替したみたいに感じたのは
気のせいかしら・・・

6290
こんにちは。

「親の選択」と言うのは興味深いですね。そこにこの世に生まれる意味、この世で生きる意義を見出せそうです。

一方で輪廻転生の中に何を見出そうとしているのか?またその意味とは何か?

いろいろと思うことは浮かんできます。

6291
光子様

 コメントを有難うございます!

 ご子息様を若くして亡くされていらっしゃるのですか…。それは、申し上げる言葉もないほど、本当におつらい経験だと思います。

 でも、そうした「入れ替わり」とか、同じ魂が身近なところで生まれ変わるというのは、実際にあるみたいですね。

6292
ひまわり様

 こんにちは!

 「親の選択」は、まさに「どんなもの抱えてどう生きるかの選択」という側面もありますよね。

 池川氏は本の中で「今生は、過去生のイメージを繰り返すためにあるわけではない」と語ってますが、いわば繰り返さないために、抱える課題を選ぶのかなと感じます。

6293
こんにちは
わたしの息子も産まれる前のお宙でのお話を2歳のときにしてくれましたょ
わたしを選んでくれた理由は「可愛かったから」と当時は話してくれました
これだけでもう十二分に親孝行していただいた感満載でございます
ちなみに父親は見ていなかったようです^^;

6294
こんばんは~!
お久しぶりです。
池川先生の対談に行かれたのですね。
わたしも、お友達との企画で
シドニーで今年1月11日に「かみさまとのやくそく」と池川先生の講演で、先生をシドニーへお招きしました。
とっても、ふわっとするやさしい先生ですね。

6295
光奈さん、こんばんは。

私は母を助けるために生まれてきたような気がします。
母が16歳で私を産み、年子で4人も出産。三女が1歳の時に病死。
三女が死んだ時に私は3歳。一人で留守番しました。その記憶が残っています。
私は本当に手のかからない子供でした。甘えず、泣かず、わがまま言わず、
健康で勉強ができました。何でも自分で決める子でした。

現在も母を助けていますが、
それ以上に母に助けられています。主に経済的に。

母を助けるためだけでなく、
私が自由人として生きるために、母を選んだのだと思います。
母は私の生き方に口を出さない人です。子供の頃からずっと。
口を出されてもきかなかったとは思いますが(笑)。

6296
覚えてます
私は生まれる時に家族を選んだ理由、覚えています(o^^o)。
息子はもうすぐ4歳ですが、何か話さないかなといろいろ質問するんですが、ある所までくると
「言っちゃダメなの」と教えてくれません。
なんか、神さまと約束してるらしく、
口止めされてるような口ぶりで、
本当かどうかわからないですがなかなか面白いなと思っています(笑)。
※先日は掲載許可ありがとうございました☆

6297
千里様

 こんにちは。

 へー、すごいですね! しかも「可愛かったから」なんて素敵です。

 もちろん「泣いていたから」という理由でも、そこまで思ってくれていたというのは、本当に嬉しいことですよね。
 選んでもらえただけで、とても光栄です。

6298
ami様

 こんにちは!

 スピリチュアルを語る医師は日本にも何人もいますけど、中でも池川氏は見解や事例や語り口調も、とてもいい感じに思います。

 シドニーで公演されたというのは、素晴らしいですね。
 また、そうしたセミナーを企画して実行されている方に、僕はいつも感心します。

6299
吉田無ーん様

 こんにちは!

 確かに、「生き方に口を出さない」というのは、ある意味で一番の支えといえます。

 ひょっとしたら過去生で、お互いに深く信頼し合っていた間柄だったのかもしれないですね。
 今生はその信頼を試すステージ、という場合もあるのでしょう。

6300
実輝様

 こんにちは!

 何と、ご自身が覚えていらっしゃるとは驚きです。
 通常は、年齢に従って記憶が消えてしまうケースがほとんどのようですけれど。

 息子さんが「言っちゃダメなの」という神様の口止めの話は、無邪気ながらすごく意味深長で面白いですね。
 もしや「世界が終わる時期」を知っていたりして…。

6301
私は思い出せずに悩んでた派です。

幼稚園に入る位まで、私はいつも母親に
「私は星から来たんだけど、又死んだら星に帰るのに、どうして地球に来たのか全然思い出せない」
といつも悩んでいたそうです。

幼少期は前世を覚えている!とか聞くけど、私の場合は全く反対ですね。
全然思い出せないとかって。。。
トホホッ

6302
こんにちわ~^^
たぶん2回目のコメントをさせていただきます^^。
この映画を見て知人が対話士を目指すこととなりました。
リアルにこの映画がわたしのまわりでも話題に上がっていたので、思わずコメントさせていただきました。
いつも、ありがとうございます!

6303
不思議ですね
こんにちは!
いつも楽しく拝見させていただいています。

子どもたちの話に共通性があるっていうところが
不思議ですね。

私の友人も、昔、言っていました。
息子さんが
「ぼくは生まれる前に、雲の上から見てて、
 『ぼくはあの女の人のところに行く』
 って決めて、この家に生まれてきたんだよ。
 ぼくがママを選んだんだよ」
と言ったと・・・

発達心理学や発達学の分野でも、
胎児の時の記憶だけでなく、
胎児の能力について、
いろいろな研究がされているみたいです。

人間の持っている力って、スゴイですね。


6304
ムーミン様

 コメントを有難うございます!

 へぇー、そういう方もいらっしゃるのですね。生まれる前があることは分かっているのに、思い出せないって、確かにいちばん悩ましい状況です。

 そういうのを聞くと、最初からすべてを忘れて生きる方が、楽といえば楽なのかもしれないです…。

6305
ぱきらいおん様

 こんにちは!

 僕は映画はまだ見たことがないです。上映が限られているし、DVDも出てないので…。でもぜひ見てみたいです。

 対話士(赤ちゃんの通訳)って、面白そうですよね!

6306
アルまま 様

 こんにちは!

 友人の息子さんのお話は、まさに共通パターンの通りで、本当に不思議ですね。

 魂のことだけでなく、肉体的な脳としてもかなり発達した状態で胎内にいるわけだから、色んな能力が秘められているのでしょう。

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プロフィル

Koudai Mitsuna

Author:Koudai Mitsuna
 
光奈 広大(みつな・こうだい)

 20年のあまりのサラリーマン生活を経て、いわゆる「ザ・マネーゲーム」を何とか卒業。今では束縛されない自由な日々を存分に味わっています!

 そうした中で心がけているのは、普通の日常的な行いを通じて、意識の進化を目指す「カルマ・ヨガ」。

 日々の喜びや学び、インスピレーションから得たスピリチュアルな気付きなどをブログで紹介しています。

 妻子と都内在住――。

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