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 熱した鉄を水の中に入れると、その熱は水を温め(鉄は冷えて)、やがて鉄と水とは同じ温度になります。

 また、たとえば「気圧の異なる部屋」が隣り合わせにあって、その間をつなぐ扉を開いたならば――、
 空気が気圧の高いほうから低いほうへと流れていき、両方の部屋の気圧は同じになります。

 自然界にはそのような、不均衡な状態を解消して「平衡」させるという、法則の力が働いている。


 では、もっと大きい地球のスケールで見てみると、どうだろうか――

 地球の大気には、天気図にも見られるように、「高気圧」と「低気圧」の状態がある。
 やがてその気圧差が解消されて、地球全体の気圧がどこも均一になるのかといえば…、そんなことはない。

 平衡するどころか、高気圧や低気圧は、絶えることなく生まれ続けている。


 どうしてそうなるのかと言うと、「太陽エネルギー」が常に降り注いでいるからだ。

 太陽の熱が、地表の空気を温めて上昇気流を生み、空気が上昇したところの気圧は低くなる。
 低くなったところには、周りからの空気が風となって吹き込む。

 上昇気流の中では、空気が上空で冷やされて水滴を生じ、それが雲となって雨を降らせる。
 ――これが、風雨の起こる仕組みである。


 面白いのは、太陽の光を覆い尽くししまう雨雲も、青空の対極ともいえる嵐も、すべては「太陽エネルギー」が生じさせているということだ。

 それによって地上に多くの水がもたらされ、木々が育ち、生き物が養われ、渓谷が削られ――、この地上に雄大な景色と命のいとなみが展開されている。


 地上の法則では、ものごとは安定した「平衡状態」になろうとする。
 その性質を超えて、高気圧と低気圧、晴天と雨天という対極が絶えず循環する「無常」を生じさせ、その変化による創造・進化を可能にしているのが――、地上に降り注ぐ「太陽エネルギー」と言えるだろう。


 古いインドの神話では、宇宙の始まりには「オーム(OM)」という聖なる原初の音があり、その波動が広がってこの宇宙のすべて――あらゆる物質や、ものごとや、思考など――を生じたのだとされる。

 また最近のスピリチュアルな教えでも、宇宙の根源には「大いなる愛」が唯一の存在としてあり、この世界のすべてが「愛」を源に生じているとよく説かれる。

 とはいえ…、周りの状況を見渡しても、「これの一体どこが愛の現れなのだ?」と思えてしまう。


 でも、「太陽エネルギー」が雲や雨や嵐を生じさせているように――、
 根源の「愛のエネルギー」がこの地上世界に降り注ぐことによって、その愛自体をも覆い隠してしまう「愛以外のもの」を生じさせているのだといえる。

 そして、その降り注ぎ続けるエネルギーが――、争いと平和、悲しみと喜び、成功と失敗、出会いと別れ、生と死といった、対極が絶えず循環する「無常」をもたらし続けているわけだ。


 愛のエネルギーは絶対的に「不変」なものである。
 でもその不変のものが、「無常」の変化を生み出している。
 それは何のためか?――

 太陽エネルギー自体には、何の姿形もない。
 でもそれが地球上に作用して変化を生じることによって、エネルギーの働きが多様な命のいとなみや雄大な景色という形をとって現われる。

 愛のエネルギーも、それそのものに実体はない。
 それが地上世界に作用して変化を生じることによって初めて、「思い」や「行為」という形をとって現われることができるのだろう。


 そういうふうな観点で世界を眺めていると――
 色んな出来事が身の回りに起こる中でも、「あぁ、これも実は、愛のエネルギーを源にもたらされているのだな…」と受け止めることができたりもします。

 そのうえで、自らの選択を決めることもできます。



 結びのヒーリング・ミュージックは、Oöphoi & Louisa John-Krol「A Vessel for Michael」。

  ☞ コメント:26

 
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コメント
7308
今日「これのどこが愛の現れなのだ?」と思うことを耳にしました。「なんでこんなことになるんだ、ひどいじゃないか神様!」と。
でも、私が100歳になっても分からないことはこの世にたくさんあるけれど、この世は愛を源にできている、と信じることはできます(今日は忘れていましたが)。
今は雲しか見えないけれど、この雲の向こうには絶対に太陽がある、なぜなら雲があるということはそういうことだから。

今日この記事を読めてとても心がらくになりました。
ありがとうございました。

7309
ruri様

 こんにちは!

 「雲の向こうには太陽がある」とともに、「雲そのものも太陽によって生じている」というわけです。

 こういうのは、その世界観を信じるかどうか、本当に気持ちの問題ですよね。

7310
全ての根源は「太陽」にあると。しかし、その太陽はどうして生まれたのか。太陽を作ったものは何か。それをXとするなら、そのXを作ったものは何か。それをYとする。そのYを作ったものは何か。と言う話になります。そもそも「無」から「有」が生まれるということの仕組みがわかりません。だから、私はその理由を追求することよりも、頂いているものだと思って、感謝の気持ちで生きていきたいのです。

7311
丹後のきんちゃん様

 こんにちは!

 この比喩では、「太陽」イコール「本源」というところで止まってください。

 「その太陽を作ったものは何か」、つまり「ブラーフマン(宇宙の根本原理)は誰によって創造されたのか」という問いは、たぶんこの次元では説明できる人も理解できる人もいないのではないかと思います…。

 まさに「その理由を追求することよりも、頂いているもの」というのが、私たちにとっての答えでしょう。


 実はかなり以前の過去の記事で、「私たちの生とはどういうものか」「その源のさらに源はどうなっているのか」というテーマについて、深堀してみたことがあります。

 4回に分けた連載で、このブログの中でも特に難解なテーマかもしれません。
 でもその結論的には、丹後のきんちゃんさんが言われていることとほぼ同様です…。

http://mitsunakoudai.blog.fc2.com/blog-entry-160.html
http://mitsunakoudai.blog.fc2.com/blog-entry-161.html
http://mitsunakoudai.blog.fc2.com/blog-entry-162.html
http://mitsunakoudai.blog.fc2.com/blog-entry-163.html

7312
こんにちわ^^
全てのものは、均質化して行き、やがて無に帰する。
「エントロピーの法則」は宇宙で唯一の絶対的法則ですね。
ただ、どの様に均質化して、どの様な滅び方をするかはそれぞれの状態によります。
人間の様にぶつかり合い、争い合って滅ぶもよし!水と油の様に長い時を掛けて融合しながら均質化するもよし!
無に帰する方法は、それぞれ自由で、ものによっては選べたりもします。人は虚しく足掻くが、いずれは宇宙も終ります(笑)

7313
sado jo様

 コメントを有難うございます!

 まさに宇宙は、まったくの「ゼロ」であることが本来の姿です。

 でもそうした本来の姿ではなく、今こうして「二元性」や「無常」が起こり続けていることが、破格の奇跡なのでしょうね!

7314
では、一家に一台、マイカー×人数分
つもりつもった排気ガスや都会のコンクリートジャングル
どうやって平衡を保つのでしょう。

雨と風で浄化されるのか?
都会は行きづらいです。息苦しいです。
それが愛なんですか?

7315
広大さんの誕生日を祝して!
誕生日、おめでとうございます!

『不変』である太陽エネルギーと愛のエネルギーが『無常』
を生じさせるとは……いつもながら深淵な洞察ですね。

●太陽エネルギー
 多様な命のいとなみや雄大な景色という形をとって現れ。
●愛のエネルギー
 地上世界に作用して変化を生じることによって初めて、「思い」や「行為」と いう形をとって現われることができる


愛のエネルギーに関しては確かに、「これの一体どこが愛の現れなのだ?」と思うことは多いですが、さまざまな『できごと』は、さまざまな魂が課題を克服するための現象なのでしょう。

このような『できごと』や、『現象』に見舞われたとき、
私はよく、ヘレンケラーとサリバン先生の関係を思い起こします。

見えない、聞こえない、話せないという過酷な三重苦を背負ったヘレンケラー。
彼女が世界の檜舞台で脚光を浴びるまでに成長したのはサリバン先生の偉業と思われがちですが……。

どっこい!
ヘレンケラーが、サリバンを育てるために三重苦を背負うと決心したらしい。
二人は『魂の約束』をして転生したようです。

一見、「愛以外のもの」に思える争いや悲しみ、不平等や理不尽などの『無常』も、乗り越えられる魂だからこそやってくる。

この歳になって過去を振り返ると、波乱万丈の全てが『喜劇』に思えることがあります。顔面蒼白、怒りに身体を震わせ、死にたいと思いつめたとしても、その時を乗り越えると成長している自分に気づいた人生でした。

広大さんの過去ブロ……。
4回に分けた、「私たちの生とはどういうものか」も素晴らしい! 

「その源のさらに源はどうなっているのか」について、

私の体験的直観では(光りに遭遇したとき)ものすご~く、
どこまでも、々、レベルがあるようでした。

そんな意味において、神との対話、バシャール、シルバー・パーチ、エドガー・ケーシーなどに登場する霊的な存在は、高次の意識に違いはないですが、その人のレベルによって多種多様なんだろうと思っています。

その世界、体験しても三次元の活字や言葉にはなりません。
まさに『筆舌に尽きる』光景、変容の連続すぎて……。

これからも、広大流視点を楽しみにしています!

お誕生日に心を心を込めて……。

7316
今日お誕生日なんですね。
おめでとうございます!

先日血液型占いの話を書いたので、今度は誕生日占いでも(笑)

6月28日生まれの人の性格だそうです。

http://froms.way-nifty.com/365/2007/07/post_9fa5.html

これまた結構当たっているような(笑)

7317
今日、お誕生日だったのですか^^

お誕生日おめでとうございます♪

これからもブログ楽しみに拝見させていただきます♪


7318
安定の先は停滞か
こんにちは。
カリメン2号です。

確かに自然界や物質的な世界では、全ての事において安定を図ろうとするように感じることはあります。
今現在のバランスが崩れかかっている世界情背も、ある意味では安定している言えなくないですね。

7319
Happy birthday dear Mitsuna-san
変わり続けるって事だけが、変わらないなんて、、おもしろい。同じように見える日常が、ゆっくり未来を変えて行くものね。

7320
おめでとうございます^^
広大さんへ

お久し振りのコメントで、ドキドキしつつ
お誕生日、本当におめでとうございます♪♪♪
産まれて来て下さったことに、存在に心から
感謝しています^^
素敵なお誕生日の夜を過ごして下さいね~~~

「愛のエネルギー」どんなものであろうとも、
しなやかに感じていきたいですね^^

7321
こんばんは。

上のコメントのリンクの肉体・カー・バー面白いですね。

昔から私もエジプト文明に興味がありましたのでここに導かれたのでしょうか。w

魂とは少し違うかもしれませんが顕在意識と潜在意識はなぜ2分されているのか?に興味がありましたが、カーを顕在意識、バーを潜在意識を形成するものとみることができるのかな?なんて思いました。

顕在意識はこの世で生きるためのもの。潜在意識は「大いなる存在」から派生するもの。

「大いなる存在(ひとつの生命)」はひとつであって、また無限数でもあると私も思います。あるいはこれが真理であり、神でもあることでしょう。

ところで、文中に出てきた「ランダムなパーツの組み合わせ」は個人的には代々受けつがれてきた血(DNA)によってランダムあるいはここで言うバーによって意図的に形成されるのかなと思ったりもします。もちろん生物の長い歴史のなかで多くの祖先をたどるなら、もはや「すべての生物は同じ起源に属する」ともいえるかもしれないので大義ではおっしゃる通りだとは思います。

(感情はなぜ生まれるのか?どこから生まれるのか?の疑問は未解決ですが「感情はこの世での産物(バー的要素)」なのかなと思っています。)

私は不勉強なのでカー・バーは知りませんでした。よい記事をありがとうございました。

7322
匿名様

 こんにちは!

 人間による急激な環境破壊も、長期的には、いつか何かの力によって突き戻されることになるのでしょう。
 文明は永遠ではないですから…。

 都会の息苦しさも、ある意味で「平衡状態に戻そうとする力」の現れではないかと思います。
 人間が破壊しながら、その人間自身も苦しんでいるわけですし。

7323
風子様

 ありがとうございます!
 フェイス・ブックにある通り、きのうが誕生日です。

 ところがよりによって、風邪をひいて完全にダウンしてしまいました…。
 ふだんはかなりの健康体で、まともな風邪をひくのは5年以上ぶりくらいです。
 
 きっとこれも浄化の働きなのだろうなと思います。

7324
Clary Sage様

 有難うございます!

 誕生日占いは、なるほど「大当たり」ですね。

7325
真知子様

 有難うございます!

 楽しみに読んでくださって、とてもうれしく思います。

7326
カリメン2号様

 こんにちは!

 安定は変化へと向かい、変化は安定へと向かい、それが繰り返されながら、世界が動いているように思います。

7327
りこ・ディーン様

 有難うございます!

 「変わり続けるってことだけが、変わらない」って、いい言い方ですね。
 「変化が常態」ともよく言われますが。

 それが、この世界の性質なのだと思います。

7328
Loo様

 有難うございます!
 久しぶりのコメントを嬉しく思います。

 誕生日の夜は、前のコメントにも書いた通り、珍しく5年以上ぶりにまともな風邪をひいてしまい、12時間も寝込んでいました…。

 これも「愛のエネルギー」によるプレゼントで、何かが変容していくのかもしれないです。

7329
ひまわり様

 こんにちは!

 「顕在意識」と「潜在意識」はあてはまるかもしれないですね。
 「顕在意識」には人格や個性や限界もありますし、一方でホ・オポノポノなどで言う「潜在意識」は個の存在を超えた宇宙的なものです。

 古代エジプトのカーとバーは、専門的にはもっと違う意味を持つのでしょうけれど――、「魂」を2種類のものに分けてとらえるという視点は面白いし、スピリチュアルなものごとを考えるうえで役立つとも思います。

7330
お大事になさってください
光奈さん、こんにちは。

風邪でしたか。私は日曜日あたりから耳が変です。
それまでよく感じていた耳圧とは違うような。

先週の磁気嵐の影響か、はたまた浄化か。耳は毒だし器官らしいし。
ちなみに風邪をひいても耳が変になるそうです。

いつもボンヤリはしていますが、心身は休みたいのかあとも感じています。
風邪をひいた光奈さんがちょっぴりうらやましくも思えたり。
何もしない。そういう時間を時々はあえて作った方がいいのでしょう。

耳圧はストレスでも感じるらしく、耳圧自体は身体に無害らしいです。
もしかすると、地球に今相当なストレスがかかっているのかも。

耳の違和感は地球のストレスを感じ取っているのだと勝手に思い込んで
無常の日々を楽しみます! 

7331
あおむし様

 こんにちは!

 きょう何とか体調が戻りました。
 のどの風邪だったので、まだ声は変です。

 スピリチュアルに詳しい知人が「今の浄化は喉と腰に出る」と言っていて(本当かどうか分かりませんけど)…、実は腰のほうも、先日にちょっとぎっくり腰っぽい痛みがあって整形外科に行きました。
 図らずしも「浄化フルコース」です。

 耳は最も敏感な器官でしょうね。
 魂が肉体を離れる時も、最後まで感じられるのが「聴覚」だそうです。
 

7335
光奈さん、こんにちは。

実は去年のGW以降、1か月以上喉が(食道なんかも)変でした。
なぜかカラオケで熱唱したらすっかり治ってしまいました。
というか、気にならなくなりました。

今朝は左耳に弱い耳鳴りが。両耳とも違和感が続いています。
でも食欲はあるし、良く眠れるし、歩けるし。

毎年この時期に顔に出ていたブツブツ。今年は出ませんでした。
でも、おへそにかさぶたできてます。

ここ数年、おへそはとてもいい感じだったのですが、
なぜか今年は毒だし(?)がおへそにも出ています。

耳圧はエレベーターで感じるものに似ています。
気圧とか、何かが変化しているのかもしれませんね。

あまりにひどい時は私も病院へ行きます。
ちなみに耳鳴りは若い頃のほうが頻発してました。

耳圧を感じていると思考が停滞して、まあいいかという気持ちになります。
これも神のはからいか。

7340
あおむし様

 こんにちは!

 喉の調子がカラオケで治るって、意外ですね。
 逆に声がかれてしまうことは多いですが…。

 喉のチャクラが活性化されたのでしょうか。

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プロフィル

Koudai Mitsuna

Author:Koudai Mitsuna
 
光奈 広大(みつな・こうだい)

 20年のあまりのサラリーマン生活を経て、いわゆる「ザ・マネーゲーム」を何とか卒業。今では束縛されない自由な日々を存分に味わっています!

 そうした中で心がけているのは、普通の日常的な行いを通じて、意識の進化を目指す「カルマ・ヨガ」。

 日々の喜びや学び、インスピレーションから得たスピリチュアルな気付きなどをブログで紹介しています。

 妻子と都内在住――。

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