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 「分かる」というのは――、
 それが「分かれている」からこそ、可能なこと。

 あるものが、周りと違う形に分離して「分れている」からこそ――、
 私たちはそれを区別・識別して、それがそこにあると「分かる」のです。


 いっさいが分離せず、あらゆるすべてが一体となった根源的な世界を、私たちは「分かる」ことはできない…



 たとえばそれは、空中に満ちる水蒸気を見ようとするようなもの。

 何ひとつ見えない中で、それは「無」に等しい。


 でも、大気と混然一体だった水蒸気が冷えて水滴となり、周りの空気とは異なる一粒一粒の形となって初めて――、私たちはその存在が分かる。


 さらに冷えて固まった雪の結晶に、私たちは、驚くほど精妙な自然の「美」を見いだす。

 そして、果てしない雪原に積もった無数の一粒一粒のすべてが、その驚異的な結晶であることを思うとき――、

 この世界に満ちわたる、はかり知れない「完璧性」を感じるのです。


 私たちが生きる、この目に見える分離の世界とは、「不可知なワンネス」の結晶ともいえます。




 結びのヒーリングミュージックは、Dean Evenson「Dream Space」。

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  ☞ コメント:16

 
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断片ではない
コメント
8561
不可知だが在るもの
大気中の水蒸気は見えませんが、
湿気や乾燥具合として感じることはできます。

プラーナ(気)や、想念も見えませんが、
元気や陰気、殺気として感じることはできます。

地球上の磁場も見えませんが、
渡り鳥の飛行や、魚の回遊ルートで、
その道筋を想像することはできます。

不可知だが、そこに在るものをイメージすることで、
世界に満ちる完璧性の恩恵を
感じることができるのでしょうね。

遠目で見ると、果てしない雪山。
近く見ると、個性豊かな雪の結晶たち。

ミクロもマクロも果てしない世界でしょうが、
科学や物理学を超えたイメージ(意識)こそが、
ワンネスへの道でしょうね。

背景のブルー……球体のグラディションがすてきですね。
宇宙の泡と雪の結晶。
一部であり全体、永遠を……確かに感じます(●⌒∇⌒●)



8562
風子様

 こんにちは!

 そう、感じることはできますよね。
 見せて示したり、具体的な言葉では説明できなくても…。

 どことなくそれを感じている人たち同士が語り合ったら、「そう、そう! そんな感じ」という雰囲気で伝わるのでしょう。


 感じられるようになっているという点も、この世界の特色なのかと思います。

8563
いいね
 これは無条件で「拍手」ボタンを押させて頂きました。
私の好きなオレンジャーメッセージのようにシンプルで奥が深い。
神智学の世界にも通じます。
残念ですが、今の私は理では解っていても、こう言う感性豊かな文章は書けません。小・中・高校迄は抜群の文才があったんですがね。



8564
とてもとても美しい絵ですね!!

見ているとその『空間』に吸い込まれ、包み込まれるような感じがします。

8566
今回の記事は、内容もスタイルもとっても好きでした。

極小に至ってそこに複雑の極みがある。
一つのものでできているんだなあと分かりますよね。

先日は食ってかかったコメントをしてすみませんでした。
いい文と絵、ありがとうございます。

8567
二つ前の記事へのコメントです。
1934年にイギリスで出版され、1982年に日本ヴェーダーンタ協会から翻訳出版された『秘められたインド』と言う本をご存知でしょうか?
著者は、西洋人のラーマナ マハリシの弟子としては最も有名なポール・ブラントンというイギリス人です。

この本には、秘められたインドの、驚くべき体験が、ほぼ無神論者であるジャーナリストの目線から書かれていて、とにかくすごい本なのですが、(本人は無神論者なので、その体験の凄さに全く気付いていない所がが逆に凄い (*^。^*))筆致が非常に特殊な文体なので、誰に紹介しても「全く読みすすめなかった」 と言う反応で、誰にもそのすごさが理解してもらえないのですが、もしまだ未読であれば一度読んでみると面白いかもしれません。

その本の中に、運命の導きによってたどり着いた著者が、ラーマナ・マハリシの助けを借りて覗き見た、サーマディに通じる神秘体験の世界の記述が、316ページから数ページにわたってあり、その部分が、非常に美しく感動的です。

筆者のポール・ブラントンは、無神論者ではありましたが、幼い頃からインドにあこがれ、イギリスにいた当時から、運命に導かれるようにしてインド人の賢者との出会いを持っています。
そしてジャーナリストとしてインドへ渡ります。

そのインドで、彼は多くの偽物や、多くの本物の聖者やヨギ、サドゥーたちと出会っていきます。
(この出会いが私の目から見ると途轍もなくなく凄い)

彼は、旅の途中で出会った、そうした本物の聖者やヨーギやサドゥーのすべてから、「あなたが最終的にグルとするのはおそらく、今はまだ出会っていないが、ラーマナ・マハリシだろう」と言われます。
そして、最後にそれが真実だったことを知ります。

ヨーギやヨーガに興味があるのであれば、第5章の『アディヤル河の隠者』 にその出会いが書かれています。
この章は、ヨーガやヨーギに興味を持っている人すべてにお勧めです。
       (=⌒▽⌒=)
以上、通りすがりのコメントでした。

8568
666様

 こんにちは!
 有難うございます。

 理性は知ろうとするけれど、直感的な部分では忘れることさえできないのかもしれないな、というふうにも思います…。

8569
真知子様

 こんにちは!

 水彩絵具で描いた、透明感のある空間っていいですよね。僕は本当に大好きです。
 こういうやわらかな雰囲気は、ほかの画材ではなかなか出ないです。

8571
しし様

 こんにちは!
 気に入っていただけて、とても嬉しく思います。

 何ごとも、過去のものごとはお気になさらないでください。

8572
通りすがりのコメント様

 コメントを有難うございます。

 へーっ! 「秘められたインド」の本は、まったく知りませんでした。

 ラマナ・マハルシのお弟子さんで、サマーディへの体験の記述が感動的というのは、とても興味がありますね。
 ほとんどの本は、その体験を言葉では到底表せないためか、あまり詳しく描写されていないものですし…。

 ぜひ読んでみたいと思います!


 ただ、僕自身の考えとしては――、意識の目覚めや悟りは、いわば「死」と同じような性質があるように思っています。
 それは「起こるべきときに起こって来る」のであって、望んで起こせるものではないのでしょう。そして、もしそれが起こるときには、決して避けることもできない…。

 だから、それを望むこと自体には、それほど大きな意味を見いだしてはいないです。
 でももちろん、非常に関心の高いテーマです! 

8573
光奈さん、こんにちは。

わからないことも実は誰もがわかっている。
だから自然の美しさに感動し、涙が出たりするのでしょうね。

分離が不可解なワンネスの結晶。いい言葉ですね。

スピ友が、ワンネスとか言っているうちは
ワンネスにまだ遠いということなんだと以前言ってました。
でも、ワンネスと分離は既にあって、共存していて、実は仲間。
それは不可知なことだから、何だかよくわからないですけれど。


8575
雪の結晶がどれ一つとして同じものはないという話をききました。まさに生きているというのは環境に応じて分化していくことだと。人間も同じだと思います。全て生きています。

8576
こんにちわ^^
映画人だった時代に、ある監督さんに言われた事があります。
「この世は光と闇(影)の世界だ」確かにそれがあるから映像が撮れる。
光だけでは真っ白で映画にならず、闇だけでは何も映せない。映画人も、写真家も全ての芸術家は失業です(笑)
死があるから、生があり、悪があるから、正義がある…してみると、人間が嫌うものはこの世を構成する要素の一つに他ならない。

8577
あおむし様

 こんにちは!

 本当に分からないし、分かるべきことでもないのでしょう。

 こうして結晶を見て触れるのも素晴らしいことですし、それらを通じて見えないものを感じることが、この世界の魅力にも思えます。

8579
丹後のきんちゃん様

 こんにちは!

 雪の結晶の多様さと美しさは、天による創造の一例なのでしょう。

 まさに、私たち人間の一人ひとりにも当てはまることだと思いますね。

8580
sado jo様

 こんにちは!

 光と影のような「二元性」があるからこそ、この世界が表現できるのです。
 二元性がないと、何も見えないし、分からない…。

 でも、そのような世界でありながら――、二元性を超えたものを信じたり感じたりすることができる、ということが、この世界のだいご味なのでしょう。

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プロフィル

Koudai Mitsuna

Author:Koudai Mitsuna
 
光奈 広大(みつな・こうだい)

 20年のあまりのサラリーマン生活を経て、いわゆる「ザ・マネーゲーム」を何とか卒業。今では束縛されない自由な日々を存分に味わっています!

 そうした中で心がけているのは、普通の日常的な行いを通じて、意識の進化を目指す「カルマ・ヨガ」。

 日々の喜びや学び、インスピレーションから得たスピリチュアルな気付きなどをブログで紹介しています。

 妻子と都内在住――。





http://facebook.com/koudaimitsuna

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