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  大惨事の極限状態での奇跡――

 1982年1月、強い寒波が襲ったワシントン。
 空港を離陸した直後のボーイング機が墜落した。吹雪の中、橋に激突して自動車を巻き込み、厚く氷結したポトマック川に機体は大破して沈んだ。

 事故のあまりの凄まじさに、全員絶望と思われた。
 ところが、わずか数人の生存者がいて、川に浮かぶ破片などにしがみついていた。
 しかし、そこは厳寒の氷水の中。重傷を負った生存者の命は秒単位で削られていく――。


 救助に駆けつけたヘリが、川に浮かぶ生存者の1人に救命のロープをおろした。
 その男性はロープをつかむと、驚いたことに、近くにいた女性にロープを手渡した。一刻の猶予もない極限状態の中で、救助の順を譲ったのだ。

 ヘリはまず女性を岸へと運び、再び引き返してきた。
 そして、激しく衰弱したその男性に向けロープを投げた。すると彼はまたしても、別の生存者にロープを渡してしまう。

 ヘリの隊員は彼を救うために、予備のロープを垂らした。
 彼はそれをたぐり寄せると、信じられないことに今度もまた、近くにいたもう1人にロープを譲ったのだ。

 ヘリはその生存者たちを岸に運んだ。
 ロープを譲り続けた男性は、凍てつく川に最後の1人として残された。
 そしてヘリがこの男性の救助のために戻ってきたとき、彼はすでに力尽きて、川の中に沈んでしまっていた。隊員がいくら探しても、二度と姿は見えなかった――。


 九死に一生を得た奇跡とは違う。
 死の縁に追い詰められた中でも、「人は他者のためにここまでできる存在なのだ」ということを、世界に示した奇跡。


nsc.jpg ごくごく平穏な日常の奇跡――

 話はガラッと変わって……
 石神井公園からの帰り、洋菓子店「ノア」で買うシュークリーム。
 注文を受けてから、シューの中にクリームを詰めるという、作り手の心意気。

 香ばしく焼かれたサクサクのシューをほおばると、ふくよかな風味のカスタードクリームがあふれ出て、口いっぱいにトロリと広がる。
 思わず誰もが、ほおを緩めてしまう――。

 「シュークリームの味わいって、こうだったんだ」と納得させられる、洋菓子店ならではの一品。でも値段は、コンビニのシュークリーム並みの1個170円。
 こんなシュークリームを作ってくれるって、本当に素敵なことだと思いませんか!


 今ここに起こっている奇跡――

 ブログを書いている僕は、読んでくれるあなたのことを意識している。
 今それを読んでいるあなたは、書いた僕のことを意識してくれている。

 別々の他者が、互いを意識し合える――。
 これは、ワンネスの高次元では経験できない、この世界だからこそ可能な奇跡!! web拍手 by FC2
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今ここに起こっている奇跡ーー
ブログを書いている僕は、読んでくれるあなたのことを意識している。
今それを読んでいるあなたは、書いた僕のことを意識してくれている。

別々の他者が、互いを意識し合えるーー
これは、ワンネスの高次元では経験できない、この世界だからこそ可能な奇跡!!

現実に向き合いながら

不思議な出来事がありますように・・



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プロフィル

Koudai Mitsuna

Author:Koudai Mitsuna
 
光奈 広大(みつな・こうだい)

 20年のあまりのサラリーマン生活を経て、いわゆる「ザ・マネーゲーム」を何とか卒業。今では束縛されない自由な日々を存分に味わっています!

 そうした中で心がけているのは、普通の日常的な行いを通じて、意識の進化を目指す「カルマ・ヨガ」。

 日々の喜びや学び、インスピレーションから得たスピリチュアルな気付きなどをブログで紹介しています。

 妻子と都内在住――。





http://facebook.com/koudaimitsuna

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